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神楽塾 正岡師範一門巡り四国旅 2026大寒
毎年1月末は四国遠征が恒例行事となっております。
それというのも、地元でご縁を頂いた合心館谷本会島根様を通じて、合心館松山本部
谷本敏夫館長主催のふなや新年演武大会に参加させて頂くようになってからですね。
その大会に毎年出席させて頂いていたのですが、今年は香川の兄弟子の講習会とかぶりまして、
残念ながら欠席となりました。
漫画のナルトみたいに影分身でも出来ればいいのに・・
谷本館長の新年演武大会も今年で第44回との事です。コロナ禍がなければもう50回に迫る開催の事と存じます。
谷本館長の存在の大きさを感じますね!
毎年、老舗旅館ふなやさんで開催だったのですが、今年からは愛媛県立武道館での開催との事。素晴らしい武道館です。
そして現在、合心館代表理事の先生にはいつも懇意にして頂いて本当に感謝の思いです。
今年は参加叶わず、申し訳ございませんでした。
でも各種SNSを通じて皆様のご活躍、拝見させて頂いております^^!
YouTubeで館長演武も拝見いたしました!お元気な御姿を見れるだけでも嬉しいです!
で、私共は今回は正岡一門巡りとなりました!
24日(土)午前中は愛媛県西条市、宮尾先生のいよ小松道場へ!
二年ぶりです!昨年は都合によりお休みだったので。
<小松武道館>
<宮尾先生 稽古>
宮尾先生は、剣(居合メイン)の理合を合気道に落とし込み、それはもう見事に美しい体捌き、運足です。
見ていて美しく、そこに師匠仕込みの呼吸力が乗るのです。
私から見れば宮尾先生の剣の動きが、この上なく美しく見えるのですが
先生曰く「私の剣術の先輩には全く及びません」との事なのです。驚愕です・・・
稽古法も少しだけ聞いてきました。あまり詳しく書けないのですが、各部位を独立して動かす様な
繊細でいてかつ凄まじい効果を受けをとらせて頂いて実感しました。
小松道場では通常の稽古時間を延長して稽古をつけて頂きました。宮尾先生、誠にありがとうございました!
さて稽古後、愛媛から香川へと向かい、午後からは黒川師範講習会に参加です!
時間ギリギリになってしまいましたが何とか到着。
道場が併設する敷地内がとても広くて、少し迷子になってしまいました。
黒川師範のたまも道場への参加は私も初めて。以前、同じく主宰されていた、さぬき合気道教室(現在は門弟さんがご指導)
には何度かお伺いした事があるのですが、それももう10年以上昔の事になります。
久しぶりの黒川師範のご指導を楽しみに参りました所、やはり予想も期待も上回る実に楽しい稽古でした。
そしてお弟子さんの層が厚い!
当塾の面々もそれなりの実力である自負はありますが、その彼らの印象が、お弟子さんも上手い!でした。
黒川師範のご指導のレベルの高い事が伺い知れます。
が、私の印象として、やはり黒川師範が別格。あの道場内に於いて、明らかにお一人だけ突出されています。
今となっては師匠の高弟のお一人なので、まぁ当然と言えば当然かもしれませんが
それは弛まなく磨かれ続けた稽古に裏打ちされた事は言うまでもありません。
私も身が引き締まる思いの講習会でした。
兄弟子に追いつきたい願望も強くなりました!
稽古では様々な理合稽古が主でありました。界隈で流行り?の握手落としも掛けてもらいました。
スンッと落ちて、はて?。あれだけはさっぱり分かりません。もっと掛けてもらいたかったけど
次回のお楽しみにしておきます!
<黒川師範講習会>
こちらでも約二時間!最高に楽しい講習会でした!
黒川師範、誠にありがとうございました!お土産まで頂いて恐縮でございます。
香川が終わったらその足で高知へ直行!
夜は高知の合気道知人と、翌日稽古参加の広島の道友と合流し、一緒に食事に行きました!
朝9時から全力で動き回ったので、夜は「カツオのタタキ」のご褒美です。
<せい和さん>
全員を知るのは私だけだったので、そこそこに解散する予定だったのですが、思いの外話が弾み
とんでもなく意気投合してしまいまして、結局二次会にまで突入。解散は24時でした。ちなみに集合は19時30分。
合気道談義で盛り上がりすぎました。
翌日の稽古に支障が出ない範囲で企画していたのですが・・
それにしてもタタキ ウマイ!!(゜∀゜)
翌日、今回の遠征のメインである正岡師範特別稽古会です!
前日の疲れが心配でしたが、全員ベストコンディション!気合乗りも最高で
朝9時30分に到着!16時30分までしっかり稽古でした。
師範門下の学生さん達や一般の方も参加してくださいました。
で、師匠の稽古はやはり、もう質が違うのです。
到着したら、いきなり
「八雲やくも立つ 出雲八重垣やえがき 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」
の和歌から稽古が始まりました。師匠は「令和8年だから」と。
<凌雲館>
稽古は武の根源からのお話。神様事に準じ、通常の稽古ではおよそ到達し得ない、おそらくは晩年の開祖の領域です。
掛かるも掛からないも、術理も効率も、全てが師匠の前では空しく感じます。それでいて理があるのだから意味不明です。
私は所詮、頭で合気道をやっている。理屈の域を出ない。それが総括で間違いないと思います。
触れ方一つ、師匠は異次元です。
帰ってきて、落ち着いて稽古を反芻していて気付いたのが以下の事でした。
我々は通常、己と他を別けて考え、そして神仏の存在というものを外に答えを求めます。
しかし師匠は違います。「全て己の中に答えがある。」そう仰います。
何度も何度も繰り返し聞いてきた言葉です。師匠の言を信じないわけではないのですが、
何しろ私は凡人ですので、なんとも実感の無い言葉でした。師匠は神憑りだし。
でも気付いてしまった事、それは、
私が探していたモノは、探されているモノと同一だった、という事です。
答えが出るはずもありません。永遠の堂々巡り。
人間の意識というものは不思議なものです。
私はその「意思」そのものが神であると10数年前に結論付けた事があります。
あながち間違っていない様な気がします。
そんな「玄」を感じて、その余韻までも存分に楽しんだ遠征でした。
帰りは雪が心配でしたので少し早めに出発しました。
島根と広島の県境辺りは結構な豪雪地帯です。高知を出立するときは素晴らしい晴天で
さすがに風は冷たいけれど春の様な心地だったのに、案の定帰り道の一部は一面の銀世界。
道路は圧雪で怖い怖い。
安全運転で無事、帰り着きました^^
あ、高知でお土産を買ってきたんです。
文旦!!とっても美味しい高知特産の果物です。
かなりオススメ!2Lか3Lくらいの、とにかく大きいやつが最高です!
翌日、同行したSさんが須我神社に参拝されました。
見事な雪化粧です。
<須我神社>
「合気道とは古事記の実行である」
開祖のお言葉です。
令和8年 1月31日