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第63回全日本合気道演武大会 2026
<全日本合気道演武大会 会場>
5月23日(土)、日本武道館にて第63回全日本合気道演武大会が開催され、当大会に神楽塾3名、
参加させて頂きました!私、全日本に行くのは初めて。お恥ずかしながら日本武道館も初めて。
合気道を28年もやっていて初の全日本でした。
言い訳にしかなりませんが、島根から行きますので交通手段から宿まで事前準備、
何より仕事のスケジュール管理が最大のネックで。大学時分には「全日本に行こう!」という、そんな話が
何故か全く出なくて機会を逸し続けてきました。
<全日本入口>
今回は当塾に超有望な若手指導員がいる事。
そして長らくお会い出来ていない東京の尾崎師範にお会いできる絶好の機会でしたので、
私、上京するのはなんと10年ぶり。たまには都会の空気も吸わないとね(笑)。
そして、無事、尾崎師範にご挨拶をする事が出来まして、感無量。
一緒にお写真を撮って頂きました!
<尾崎師範と>
尾崎師範はお師匠と同い年であられますので今年84歳になられますがとてもお元気です!
しかし、師範は全日本でも重役を務められるお立場。
邪魔にならない様にする事が精一杯でした。
私個人としては島根県合気道連盟から指導者推薦枠で演武をさせて頂きました。
なんと副会長曰く、島根県からは初出場との事。
多分、島根県だけなんじゃないかな・・全日本で演武した事のない県って。
第63回の大会で初って、島根県合気道の危機ですよ、これは。
そして前述の超有望若手、名を吉川君と言いますが、彼が島根県連盟から
若手指導員枠の推薦を受け演武してきました。
吉川君は今夏、自身の道場、それも専門道場を構えて道場開きの予定です。
道場名「稲武塾」!全日本への参加も経て最高の立ち上がりになりそうな予感です^^
<演武 中島>
<演武 吉川>
全日本での演武は若干の緊張を感じましたが、「演武は開祖に捧げる」の師匠の教え通り、
あまり上手とは言えませんが平常心で、心だけは澄み切らせ奉納したつもりです。
あと、島根県の恥にはなりたくなったので気合は充実していました。
そして全国のお歴々の御姿を直に見れた事がとても貴重でした。
懇意にして頂いている白川勝敏塾長にもご挨拶出来ました。塾長に会えてとても嬉しかったです!
恐れ多くも少しの時間、塾長のお傍で、来賓席にて演武を観覧させて頂けました。
今秋予定の四国講習会もほぼほぼ日程が決まり、その件も重々お願い申し上げた次第でした。
そして全国から集まる合気道同志。
少年部、学生諸君からお歴々まで、皆様方の演武を拝見させて頂きました。
無念であったのは、本年は遠藤征四郎先生、そして多田宏先生の演武が急遽取りやめになってしまった事でした。
演武中止のアナウンスが流れた瞬間、会場がどよめきました。
詳しい事は分かりませんが、お二方先生ともお元気でいて欲しいと願うばかりです。
そして最後は植芝道主の総合演武。道主の演武はまさしく合気道の模範ですから、
我々、合気道を志す者の絶対的な中心として、道主の演武をしかと拝見致しました。
12時開会、17時閉会の全日本大会でしたが体感時間1~2時間の感覚でした。
初の全日本合気道演武大会への参加、とても貴重な体験となりました!
<植芝守央道主 総合演武>
翌日、全日本の為に東京に来ましたが、ダブルメインとも言うべき尾崎師範の主宰される
大田区合気道会様へ出稽古させて頂きました。
事前にお伺いを立てまして、師範の道場は毎週日曜日に稽古があって、でもさすがに全日本の翌日はどうだろうか?
と思っていたのですが、「稽古やりますよ!」との事でしたので、それが東京行きの決め手でした!
師範は温かく迎えてくださり誠にありがたい事でした。
私含め当塾生も尾崎師範の稽古に参加できる貴重な機会となり、少年部を見学、
そして一般の稽古に参加させて頂きました。
尾崎師範は、開祖、二代目吉祥丸先生、三代目現道主守央先生、と歴代道主にお仕えされてきた御方です。
道歴も65年を越えます。
合気道探究62号に尾崎師範の単独インタビューが載っておりますので、是非ご覧いただきたい!
<稽古会場 南馬込文化センター>
ですが師範は、坐骨神経痛との事で、残念ながら当日は直接のご指導(実技)は無かったのですが、
しっかりと皆様の稽古を見ておられまして、
「稽古は真面目にやる事。怪我の原因になるから。相手も自分も怪我をしない、させない事!」、
それと道着、着衣についてもお話がありました。
基本的な事。技よりもむしろ心構えから。
道着は着ておられなかったのですが、ピシッとスーツを着て、
師範は正面に礼を、足を痛そうにはされていましたが、凛として中央に座され自ら行われました。
あの姿がとても美しく見え、武道の心を垣間見た様に思います。
<稽古風景 画像は大田区合気道会様Instagramより>
稽古は3部に分かれており、残念ながら午後一番で、これは私の個人的な事なのですが
東京に来たついでに一つ、どうしてもこなさないといけない仕事があり、
第2部までの稽古で失礼させて頂きました。同行の二人を巻き添えにして申し訳なかったです。。
師範は最後、稽古場の外まで我々を見送ってくださり、誠に恐縮でした。
尾崎師範、大田区合気道会の皆様、誠にありがとうございました!
今後とも励みます!
そして午後からは仕事を早々に終え、島根県で行われた講習会にてご縁を頂いた、塩田合気道様に出稽古させて頂きました。
食事をする間もなく、駆けずり回りましたよ!
一緒に上京しました2名はもともと養神館出身ですので、興味も一入だったと思います。
<塩田合気道様道場>
こちらでも、とても温かく迎え入れて頂き、本当に私は恵まれている事を実感致します。
塩田道場様には色んな方が来られるとの事で、当日も合気会の方や他流派の方がおられました。
全て受け入れちゃう塩田道場長の器のデカい事!そして経験の差なのか生まれ持った資質なのか、
(いや、失礼。勿論普段の修身の結晶が大前提ですが)
常時テンパってる私とは雲泥の差で、お若いのに大人物の感があります!
それは島根での講習会でも感じた事なのですが。
そして、稽古はその島根の講習会のおさらいの様に私は受けさせて頂けました。
昨年分からなかった事が、今回の出稽古で繋がった気がします。
分かった気になるのは早いですが、その取っ掛かりは摑めた気がします。
そして私の知らない全く新しい技術が一つありまして、それに驚きました!
楽しかったですねー^^
が、稽古途中で私の肩が限界を迎えてしまいました。
ちょっと張り切りすぎましたかね。
稽古後、塩田先生は時間も気にせず私共とお話をしてくださって、
同行の二人は特に興味津々で色んな質問をしておりましたが、それに対する塩田先生の回答は
悉くとても深みのあるお答でした。
先生像としても、門弟さん方々から先生はとても尊敬されているのがよく分かりますし、
それでいて塩田先生側からはそんな壁を感じさせない。
今夏、道場開きをして、道場長として立つ吉川君にとっては尚更、良い経験になりました。
塩田先生、門人さん方々、誠にありがとうございました!
<塩田道場様>
東京での全ての予定が終わり羽田に向かい、最終便で島根に帰ってきました。
空の上から見る今から沈む夕日が、高度一万メートルでは東天の朝陽と同様の輝きで、
時間感覚がなければ区別がつかない様に、
ああ、そうか、それが合気道だなぁー。と悟ったわけでもないですが、相変わらずの合気道脳で帰宅しました。
それにしてもやはり私は田舎人!
前向けば山、後ろ振り返れば海、隣は田んぼ。そんなんが似合ってるとつくづく思います^^
令和8年 5月29日