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合気道の書籍紹介(15) 合気ニュース37・38号
お久しぶりの合気ニュースの続きです。
今号は金井満也先生のインタビューです。
金井先生?はて?金井満也先生・・・?ん??
<合気ニュース37・38号>
合気ニュースに掲載されている「〇〇先生に聞く」のコーナーは
後に再編される「植芝盛平と合気道Ⅰ・Ⅱ」に掲載(若干編集されている)されているのですが
参考(https://ameblo.jp/aikido-kagurajuku/entry-12623390691.html)
金井先生のインタビューってあったっけ?と思い、確認してみた所、
やはり掲載されていないのです。まあ紙面の都合とかもあると思います。
私、合気道の造詣はそこそこ深い方(若年層にしてはですが)と自負しておりますが、知らない先生のお話は
これまたワクワクしながらの拝読となります。
開祖の内弟子先生なら尚更です。金井先生からみる翁先生とは。
さすがにWikipediaの開祖門人の中にはお名前を発見することが出来ました。
佐々木師範の5年後の入門との事です。
金井先生はアメリカ、マサチューセッツ州でご指導との事。
冒頭で、合気ニュース編集長をして
「金井満也先生は発奮させられる先生であったし、今後もそうあり続けるだろう」
と紹介されています。
しかし、合気道の黎明期~の時代に、海外に行かれる先生の多い事に本当に驚かされます。
私は日本が大好きなので、海外に行きたいとは全く思わないのですが・・。視野が狭いのかな?
当時、海外指導の条件は
・片道キップで行くこと
・現地で仕事(合気道以外の)及びバイトをしないこと
だった(他にもあったかな?)と聞いておりますが、う~~~ん。そんな度胸ないよ・・。
もうこの時点で、明らかに異質です。
インタビューは
「武道とは一体何か」というおそろしくシンプルで核心的な議題から始まります。
金井先生は「死生観を自ら明らかにする事」と語られています。
「「愛だ、愛だ」と口で言うのは簡単ですが、しかし言葉だけでは保障がないんです。
その保障の裏付けをしたのが大(翁)先生だと思うのです。」(意訳)
じゃあどうやってその裏付けをしたのか、というのが本題になるわけですが
一言で云えば「翁先生の生き方そのもの」と言って良いと思います。
<金井先生インタビュー>
続けて、「剣(合気剣)」の話も出てきます。
編集者:大東流、柳生流、その他いろいろな昔の武道からとった合気の剣はいわゆる
クラシックな剣と比べてどう違うのでしょうか?
金井先生:確かに違いますね。合気道の剣というのは、これまでの剣と違いすぎます。
合気の剣は剣を体の一部として使っていくということですね。
剣を自分の体に統一していくと、剣は体の一部であると、剣に頼らないと、
そういう動きなんですね。つまり剣を体の法則に従って使っている訳です。
~~中略(また、剣道家の素晴らしさ等を熱く語られる)~~~~
我々のやっている「合気剣」というのは体術だと思うんです。
はっきり言って体術です。
この合気剣・杖の話は次号のインタビューまでもつれ込み金井先生の見解が述べられています。
私にとって、自身の合気剣の考え方を大いに深めてくださる記事でした。
近々、「合気道と剣」の事も単体の記事(私の私見)として纏めてみたいと思います。
そして、インタビューの途中でとても気になるお話がありました。
編集者:翁先生との出会いについて、とても面白い話があるそうですが・・
聞かせてくださいませんか?
金井先生:自分のことはあまり話したくありません。勘弁してください。
Σ┏┻Оズコーーーーー
凄く気になる・・・
同輩の千葉先生や栗田先生に聞いてくれ、との事で
結局、その件に関しては記事になっていませんでした。残念。。
その他諸々お話は続くのですが、この記事を書くにあたり金井先生について私なりにさっとではありますが
調べてみました。
私にとってはあまり聞いた事のない開祖弟子先生でしたが、なにしろ年代が違いすぎます事が原因。
現在の大御所先生方の書かれている記事の中には度々お名前が出ておられます。
それにかなり早い時期に海外に出られている様です。
金井先生の動画もYouTubeにて数々UPされています。
そして、アメリカの地にて、とても尊敬されていた事が容易に想像出来ました。
私にとっても色々と学ばせてくださる素晴らしいインタビュー記事でした。
下記、金井先生のプロフィールを引用させて頂いて本項の締めと致します。
金井満也
八段師範
1939年4月15日 - 2004年3月28日
ニューイングランド合気会の主任指導者(1966年~2004年)
1938年生まれの金井先生は、1958年に本部道場の内弟子として合気会に入門しました。
1966年にアメリカに渡り、ニューイングランド合気会を設立しました。アメリカとカナダにおける合気道の初期発展において重要な役割を果たしました。
アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、そしてラテンアメリカでセミナーを開催しました。
USAFとCAFの創設者の一人であり、技術ディレクターを務めました。
金井先生は2004年3月28日に亡くなりました。
(引用 メキシコ合気道山水会様より https://aikidosskmx.org/ja/legado-del-aikido/)
令和8年10月5日